02.人生は入れ子人形 【Матрёшка】考察

ハラショー
という訳で今日も今日とて『掘り』下げます。（笑

02.人生は入れ子人形 【Матрёшка】　Matrjoshka：マトリョーシカ｛露：入れ子人形｝
―――“運命は残酷だ　されど彼女を恐れるな
女神【Moira】が戦わぬ者に微笑むことなど　決してないのだから”―――



最初始まった時『ちょ・・・wwまたじまんぐネタww』と笑いましたが歌が進むに連れて、
1週目にしてちょっと泣きました。（笑
これ凄い良い曲・・・・良曲過ぎる・・・・







取り合えず考察に入る前にこの曲の主人公を紹介。
■Алэксэй Романович Зволинский（アレクセイ・ロマノヴィッチ・ズヴォリンスキー）■
CV:じまんぐ　ロシア人富豪。妻（CV:岩崎良美）と共に古代のRomanにЗволинский.
『ハラショー！！』が口癖。嗚呼・・・・穴があったら・・・・掘りたいっ！！

ちなみに彼はシェリーマンがモデルだと思われます。（奥さんの名前とか故郷とか顔が残念とか・・・）
また、『Moira』の世界で架空の話として語り継がれていた【神話】が実在すると信じ、
発掘を続け、証拠を掘り起こしたという辺りも架空とされていたトロイア遺跡を掘り起こした彼と同様。
しかもトロイアはイリオンの別名ですしね。そのまんまです。（笑
 


この曲には前々回説明させて頂いた『運命』の人物達は一切登場致しません。
途中まで延々とアレクセイの華麗なる半生、涙・涙の物語が綴られてます。（笑
貧しい家庭で苦労をしていた彼、父が事故で、母と末妹を病気で相次いで亡くし、
自分は奉公へ出たが家族と形見を支えに『運命』と戦い、『今』を手に入れる。
ただ、そんな彼が欲しいのは冨や名声ではなく、夢を追い続けていたいだけ・・・
みたいな感じの内容で、歌詞にある“運命が望むのは　喜劇か　悲劇か”の通り
「悲劇」を「喜劇」としてミュージカル風に仕立ててる、というかじまんぐが好き勝手やってる感じ。

この辺りは初聞きで「ああ、なるほど」と思える歌詞かな？？
推測部分としては、


今もう一度【神話】を　歴史の舞台に立たせたい・・・・


母の形見となった一冊の【叙情詩（本）】



の二文の【】内の事柄が多分、次から始まる『物語』について歌ってるものかと。


とても分かりやすく、心打たれる曲なのでサンホラ初心者にもお勧めかな？
じまんぐの大変胡散臭い演技や岩崎さんのほんわか具合な雰囲気が本当に良い感じです。
どっかのレビューで言ってた『“冥王”が表紙、これは目次、次からが本の中身』
というのにはなるほど～、と思いました。
『目次』だから分かりやすく、反面匂わせつつ。という事なんでしょうねー

ハラショーハラショー！！



02.人生は入れ子人形 【Матрёшка】で見つけられたのは

・「・・・刹那～」辺りのメロディーが『檻の中の遊戯』や『檻の中の花』のピアノパート。

だけでした・・・・絶対他にもありそうなのに・・・じまんぐなのに・・・・（笑